脂肪燃焼

脂肪燃焼という言葉がよく聞かれるようになりました。多くのダイエット法が紹介され、そのダイエット法を実践すれば脂肪燃焼して痩せることができるとアピールしています。話題のビリーズブートキャンプなどは最適なダイエット法かもしれません。脂肪燃焼がダイエットの本質になのですが、なぜ脂肪が付いてしまったかが分かっていないと、またダイエットすることになってしまうかもしれません。脂肪燃焼は、なかなか難しいことも分かっています。でも燃焼させない限り、ダイエットの成功は難しいと思います。食事制限のダイエットよりは、脂肪燃焼を考えてダイエットをするのであれば、運動を中心としたダイエット法が適しているでしょう。

皮下脂肪、内臓脂肪、中性脂肪

脂肪燃焼を考えるとき、皮下脂肪、内臓脂肪、中性脂肪の3つを考えましょう。それぞれには特徴があり、自分はどれが多いのか知る必要があります。皮下脂肪は、摂取されたカロリーのうち余ったカロリーが皮膚の下に蓄えられてできたものです。皮下脂肪は溜まりにくい性質ですが、一度付くとなかなかとれません。内臓脂肪は、特に胃や腸など内臓周辺に付きます。内臓脂肪は加齢で代謝が衰えると増加します。糖分の摂り過ぎや、運動不足が原因のことも多いです。内臓脂肪は皮下脂肪よりも溜まりやすいが、その分減りやすいのが特徴です。一番の標的である贅肉が、中性脂肪です。中性脂肪を燃焼させないと、血液がドロドロになり高脂血症を引き起こします。動脈硬化や狭心症や心筋梗塞や糖尿病を発症することもあり、危険な病気の原因になりかねないです。いずれも燃焼させるには、ウォーキングなどの定期的な有酸素運動が一番です。

有酸素運動

脂肪燃焼に有酸素運動が一番適しています。皮下脂肪、内臓脂肪、中性脂肪に共通しているのは、運動によって燃焼できることです。肥満気味の人の中には、ある程度食事制限しなくてはいけない人もいますが、ほとんどの人は運動不足が原因です。燃焼する方法は、自分が一番長続きする運動をしていくのが一番です。一番手軽に出来て、効果があるのはウォーキングですが、他のスポーツもいいし、登山もいいでしょう。サイクリングや水泳なども効果的です。膝が痛いなどでウォーキングができない人は、水泳をすることで十分有酸素運動ができ、燃焼も十分できます。運動をする習慣を付けることがとても重要です。適切な有酸素運動の目安は、おしゃべりできるくらいの負荷の運動です。いくら運動をしていても、しゃべれないくらい激しい運動は身体に負担がかかるので逆効果になることもあり、注意が必要です。